効果的な5つのモグラ対策!対策グッズが効かない時の対処法は・・・?

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モグラは、かわいい見た目と裏腹に、農作物の生育や庭の見た目などにさまざまな被害をもたらします。実際にモグラに畑や芝生を荒らされて困っている方や、効果的なモグラ対策を知りたいという方も多いのではないでしょうか。

この記事では、庭や畑に使える5つのモグラ対策を、事前にモグラの侵入を防ぐための予防方法と併せて解説します。

庭などをモグラに荒らされて困っている方は、ぜひご覧ください。

モグラ対策の第一歩は、まず巣を見つけること

モグラ対策を行うには、まずは巣を見つけることが大切です。モグラは雨や風をしのぐために木の根の下や、小高い丘の下などに巣を作る傾向にあります。

ここでは、モグラの巣を効率的に見つけるために必要な手順を解説します。

巣の目印!モグラ塚を探そう

モグラは巣穴を作る際、掘った土を地上に押し上げて、小さな盛り土をします。この盛り土がモグラ塚と呼ばれるもので、近くにモグラの巣穴があるという目印になります。

モグラの巣穴を探す際は、まずは木の根の下や丘の下にモグラ塚がないか探してみましょう。

本道と支道を見分けよう

モグラの巣は、餌をとる場所、水飲み場、休憩場所などの部屋と、それらをつなぐ道でできています。また、モグラの巣穴は普段からよく通る生活道路(本道)と、めったに通らない支道に分かれます。

モグラは本道を塞がれるとすぐにトンネルを修復する習性があるため、本道と支道は、モグラ塚の周辺のトンネルを一部埋め戻すことでかんたんに見分けられます。

埋め戻した場所が修復されていたら、その道はモグラがよく通る本道です。罠や忌避剤を仕掛ける際はできるだけ本道に仕掛けましょう。

今すぐできる!5つのモグラ対策

モグラ対策の方法は、大きく分けて以下の5つがあります。

  • 音と振動で追い払う
  • ニオイで追い払う
  • 餌になるミミズや虫を減らす
  • 土中に柵を打ち込む
  • 捕獲する

それでは、5つのモグラ対策について具体的に確認していきましょう。

音と振動で追い払う

モグラは主に地下で活動するため、音や振動にとても敏感です。効果は一時的ですが、風車などの音と振動を地下に伝えられるものを設置することで、モグラを追い払うことができます。

実際に、手作りのペットボトル風車はモグラに対して、一定の効果があります。

しかし一方で、手作りの風車は振動が弱く、一時的には効果があってもモグラが慣れてしまい効果がなくなるケースもあるようです。効果が薄くなってきたと感じたら、より大きな音と振動を出す本格的なモグラ除け風車などの購入も視野に入れましょう。

ニオイで追い払う

モグラは地中で生活しているため、ニオイにとても敏感です。モグラが頻繁に通る本道にモグラの嫌がる匂いのするものを置くことで、効率的に追い払うことができるでしょう。

モグラの嫌がる匂いのするものは、以下の4つがお手軽に準備できるため、おすすめです。

  • コーヒーの残りかす
  • 唐辛子
  • 木酢液

ただし木酢液は植物に影響を及ぼす他、ニオイが強くご近所とのトラブルにもなりかねません。使用の際は薄めて使う、地上ではなくモグラの穴に撒くなど工夫しましょう。

餌になる昆虫やミミズを減らす

殺虫剤を土壌に混ぜてモグラのえさとなるミミズや昆虫などを減らす事も、有効なモグラ対策になります。方法は以下の2ステップで済むため、とてもお手軽です。

  • 園芸用殺虫剤を対策したい範囲に散布し、軽く土に混ぜる
  • 散布したら放水し、地下に浸透させる

殺虫剤の種類によっては、作物などに悪影響を与えるものもあるため、使う前に殺虫剤の注意書きなどをしっかりと読みましょう。

土中に柵を打ち込む

対策というより予防になりますが、土中に柵を打ち込むことで、モグラの侵入を防ぐことが可能です。家庭菜園や畑など、モグラに侵入されたくない場所を取り囲むように柵を設置しましょう。

通常、モグラは30~60cmほどの深さに巣穴を作ります。そのため、柵を設置する場合は、地上は高さ20cm 、地下は深さ50cmほどまで柵を埋め込むことで、モグラが侵入してくる可能性を大幅に減らせます。

捕獲器などで捕獲する

モグラは学習能力の高い動物です。ニオイや振動で一時的に追い払うことができても、時間がたつと戻ってくる可能性があります。思うように対策の効果が見られなかった場合は、捕獲も視野に入れましょう。

捕獲器を仕掛ける場合は、モグラがよく通る本道(巣穴)に埋める必要があります。適当に地面に埋めても効果はないので、注意しましょう。

また、モグラはその高い学習能力から対策グッズに慣れやすいため、現状では捕獲が最も有効な対策となります。

ただし、モグラは一部の場合を除き鳥獣保護法の対象であり、むやみな捕獲は禁止されています。もし捕獲器などを仕掛ける場合は、事前にお住いの自治体に連絡して許可を取る必要があります。

対策グッズが効かない!そんな時は土壌消毒でモグラを追い払おう

モグラは学習能力や適応力が高く、忌避剤や風車などの振動に慣れると、対策の効果が薄れてしまいます。こうした対策グッズに慣れてしまったモグラを追い払うには、土壌消毒が有効です。

土壌消毒を行うことでモグラの主食となる地中の昆虫やミミズが死滅し、モグラにとってその土地に侵入する理由がなくなるためです。

ここからは、モグラ対策に有効な土壌消毒のメリットや種類、具体的な方法を紹介します。

土壌消毒とは?

土壌消毒は、高温や化学薬品で地中の害虫や菌類などを死滅させる手法で、熱を利用する方法、有機物を使う方法、農薬や化学物質を使う方法の3通りがあります。

基本的に土壌消毒は畑の連作障害を防ぐための手法ですが、モグラのえさとなる地中の虫やミミズがいなくなるため、モグラ対策としても効果的です。

それでは、土壌消毒の具体的なやり方について確認していきましょう。

太陽熱消毒

土壌消毒を行う場所をビニールシートで覆い、太陽熱をこもらせて地中の温度を上げることで害虫などを死滅させる方法です。モグラ対策の他、畑の連作障害の防止としても効果を発揮します。

太陽熱消毒は太陽熱を利用するため、日照時間などに左右される点に注意が必要です。しかし特別な薬剤などを使わないため安全性が高く、さらにお手軽に実行できるため、モグラ対策としてもおすすめです。

土壌還元消毒法

太陽熱を利用しつつ、米ぬかなどの有機物を土壌に染み込ませて土壌消毒を行う方法です。有機物が餌となって地中の微生物を活発化させ、微生物の酸素消費量が上がることで地中の害虫やミミズが窒息死します。

こちらもモグラのえさとなる地中生物を死滅させられるため、モグラ対策として一定の効果が期待できます。

しかし他の方法と比べてやや手間がかかり、微生物の活動による悪臭対策などにも注意が必要です。一方で太陽熱消毒よりも低温でできるため、天候や日照時間に左右されにくく、気温の低い日でも実行しやすい点がメリットです。

農薬などによる土壌消毒

土壌に農薬などを混ぜて地中の虫などを死滅させる方法です。環境負荷が大きく農作物などへの影響に注意が必要ですが、効果が表れるのが早く、他の消毒方法と比較して大きな効果が期待できます。

時には地盤沈下も!モグラ対策をしないと起こる4つの被害

モグラ対策はいたちごっこになりやすく、アライグマなど他の害獣と比べても大して危険な動物ではないため、対策がおろそかになりがちです。

しかしモグラが土地に与える影響は大きく、場合によっては地盤沈下や土砂崩れなどの災害を引き起こす場合があるため、注意が必要です。

ここでは、モグラ対策をしなかった場合に起こりうる4つの被害について解説します。

地盤沈下や土砂崩れの原因になる

モグラは小さな動物ですが、巣穴はとても大きく複雑な構造です。巣穴の長さは大きなもので300mを超えるため、放置すると地面が巣穴だらけになり、地盤の強度低下につながるケースがあります。

実際にモグラの巣穴に雨水などが染み込んで地面の強度が下がり、地盤沈下や堤防機能の低下、ひどい場合は土砂崩れを引き起こす可能性があります。

05_teibou_tenkenkekka_sankou.pdf (mlit.go.jp)

モグラの巣穴がネズミや害虫の通り道になる

モグラの巣穴は、ネズミやシロアリなどの害獣、害虫の通り道にもなります。中でもネズミは雑食性なため、モグラの巣穴を通ってガーデニングの庭に侵入したり、畑の作物や芝生などを食べたりといった被害が考えられるでしょう。

また、巣穴が家の下まで続いていた場合、シロアリなどが家に侵入してくる可能性もあります。こうした被害を未然に防ぐためにも、モグラ対策をしっかりと行いましょう。

庭や芝生の見た目が悪くなる

モグラを放置すると、庭や芝生などの見た目にも悪影響を及ぼします。モグラは巣穴を作る際、不要な土を外に出して盛り上げる「モグラ塚」を作ります。

モグラを放置しているとこうした盛り土が庭中にできてしまうため、景観を損ねてしまうでしょう。

また、モグラは比較的浅い場所にトンネルを掘るため、芝生の下にモグラの巣穴ができると芝生の根が切れてしまい、芝生がまだら模様に枯れてしまうことがあります。

作物や植物の生育が悪くなる

モグラは肉食性であり、直接植物をかじりはしないものの、巣穴が作物などの生育に悪影響を与えるケースがあります。

モグラは巣穴を掘る際、邪魔になる木の根や作物の根があると鋭い前足の爪で根を切りながらトンネルを掘ります。そのため、モグラの巣が畑にできると作物などの根が傷ついてしまい、生育の悪化につながります。

まとめ

モグラは、地面を掘って作物の生育や庭の見た目を悪くするだけでなく、時には地盤沈下などの原因にもなりうる厄介な動物です。

またモグラは学習能力が高いことから対策がいたちごっこになりがちですが、土壌消毒など正しい対処法をとることでしっかりと被害を防げる他、モグラ以外の害虫や畑の連作障害なども同時に対策できます。

モグラの被害を少しでも減らしたい方は、ぜひ参考にしてください。

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